いつ放送するのだろうか、と思ってたけど、山口晃がゲストの回のトップランナー、今日放送だったのか…
個展混むかなー。混むだろうなー。
ヘルシンキの旅も最終日です。
この日は若干曇り気味で、涼しかった。ちょっと秋っぽくなってきてたのかもしれない。
荷造りして、ホテルで朝食をしっかり食べ(ホテルの朝食が結構美味かった。ビュフェ方式で、毎朝サンドイッチを作ってガッツリ食っていました)、チェックアウト。
荷物をフロントに預けて、ホテルの一番近くにある美術館キアズマへ行きました。
現代美術の美術館。フィンランドのアーティストの作品が面白かったです。『風に絵を描かせてみる』とか。
なんだかちょっと変わった構造の建物で、どの展示室に入って、どこへ入っていないのか途中でわからなくなりました。
あと自動ドアが、なんだかドア3メートルぐらい手前の地点にたどり着いた時に、もう開いてるんだよ。ちょっと気持ち悪いよ…。
キアズマのショップには『エロ漫画の書き方』(正しいタイトルは忘れてしまった)みたいな分厚い本が売っていました。日本円にすると5000〜6000円ぐらしたと思う。高いなあ。
その後、リムジンバスに乗ってヴァンター空港へ。リムジンバスだったので、行きに乗った路線バスより若干高めで5.2ユーロ。でも、空港まで直行なので快適です。
空港についてから気づいたのだが、フライトの時間を間違えていた。
スゲー早くついちゃって、仕方ないので免税店みたりして暇つぶし。
ヘルシンキ市内では、あんまり見かけなかった日本人観光客が空港にはモリモリいました。
どこから沸いてきたんだろうと思うぐらいいた。そして、皆キシリトールをガンガン買っていました。もちろん、自分も買いました。ちょこっとだけど。
後で、同じ飛行機に乗った方に聞いた話によると、どうやらスウェーデン、ノルウェーなどを周遊してフィンランドから日本へ帰る方が多かったようです。リッチだね。
それにしても、ヘルシンキはいい所だった。夜遅くまで明るいからあんまり怖くないし、そもそも治安がいいし。(トラムにはスリがいると聞いたが、それにも出会わなかった)
一人で観光している女性を時折見かけたのも、だからなんだろう。
東京みたいに人でゴミゴミしてないのも快適だった。
フィンランド人、無愛想な人もいるけれど、基本的にみんな親切。
男の人はシャイな感じの人が多かったけど、やっぱり親切。女の人はにこやかで親切。ちなみに女の子はみんなかわいかった。
フィンランド語も基本的な事は覚えていったけれど、「フィンランド人じゃない」と外見でわかるので、最初から英語で話しかけられてたな…。フィンランド語殆ど使わなかったな…。
大抵の人には英語が通じるので、意思疎通ができなくて本当に困ったという状況には陥らなかったけれども、同行者がいなかったらどうなっていたことか…。
Kちゃんに感謝します。心の底から感謝しますよ…、本当に。
あれだなー、本当に英語力が無いなー、と痛感します。海外へ行く度に痛感します。どうにかしよう。本当にどうにかしたい…。相手が言ってる事はなんとなく解るのに、言いたい事が言えないというのがすごくもどかしい。ヌォアーー!!ってなるね。
あ、あと、オールドマーケットホールのお店で海老のサンドイッチを食ったのだった。
エビ部の姐さんの為にあるような店だったよ!
この、パンの上にこんもり乗ってるのはみんなエビです。
ゲップでるほどエビが食える店です。ヘルシンキへ行く際には是非!
オーロラカフェ、横浜かー。うちからそんなに遠くはないけど、行くには若干不便なとこだ…。死ぬかと思うほど暇になったりしたら行きましょうー。
ノキアの国のヘルシンキからエストニアはハンザ同盟の街タリンへ行く日。
タリンの旧市街は世界遺産になっております。
前日にヘルシンキ中央駅の
Helsinki Expertで予約していたフェリー、Super Sea Catでタリンまで。
所要時間は約2時間。
フェリーから降りて、旧市街まで歩いていく。5分ぐらいですごく近い。
入り口からしていきなり古めかしくて興奮。
城壁で囲まれている旧市街全体が世界遺産に指定されているけれども、ここも人が少ない。
観光地なはずなのに…。
街の中に入ってどんどん進んでいくと、古い建物が次々目に入り、興奮しすぎて血圧が急上昇する。
好きな人は相当興奮する街だと思います。
しかも、いい感じの路地も多い。
いい感じの路地を見つけると入っていってしまう習性があるので、たまりませんでした。
教会の塔にある展望台へ上がれるようなので、入場料を払って入ってみる。
狭くて、段差の高くて、長い螺旋階段を手すり代わりのロープにつかまってぐるぐる登っていく。
コレがキツい。
途中、上から下りてきた人に『今、半分ぐらいだよ』と言われた時には、相当ガックリきました。
でも、登りきってみたらいい眺め。
この展望台、教会の屋根に板の回廊をぐるっと巡らして、ちょっとしっかりめの柵をつけたというような、割合素朴なものでして。
同行の友人は高所恐怖症なのですが、ほんとによく頑張ってこの展望台を一周したなあ、と思います。
えらいよ、あんた。
旧市街の中にはいくつもエストニアの伝統工芸品を売る店や、若い作家の作品(陶器やアクセサリー、服等)を売る店があったりして、そういう店を覗きながら楽しく徘徊。
途中、カフェに入り昼食。ギリシャサラダを注文したのですが、結構美味しかったです。
その後も、はしゃぎまくりながら街を徘徊し、興奮しては写真を撮りまくりつつ、ブルジョワジーな人々が住んでいた地区に行ってみる。
こちらの地区は小高い丘の様になっていて、金持ち感が若干漂っていました。それに観光客も多かったです。
そんな地区にあるロシア正教の教会。
内装がすごい教会でした。
他にも、見応えのある建造物が多い街で楽しかったです。
オールドハンザというレストランも面白そうだったけれど、時間が無くて行けず。残念。
半日では見切れない…最低でも1日欲しい…。
(アッサリめの観光なら半日で十分だとは思いますが)
夕方のフェリーに乗ってヘルシンキへ戻る。
タリンは情報が少なくて、一体どんな所なのかわからなかったのですが、行ってみたらかなり楽しい街でした。
(旧市街にしか行ってないけど。市街地は若干治安が悪いみたいです。)
個人的には好きな街です。
ヌークシオ国立公園へ行く日。
ヘルシンキ中央駅でエスボーまでのチケットを買う。
ヘルシンキからエスボーまでは30分ぐらい。
電車はみんなこんな感じ。一等車と二等車があって、二等車のチケットを購入。
エスボーからはバス。電車のチケットに明記されている時間内なら、電車の切符でバスにも乗れるのだけれど、タイムアウトで乗れず。バス代取られた。残念。
バスの運転手さんにヌークシオ国立公園へ行く為のバス停で降ろしてもらう。他にも観光客がいたので、その人たちにくっついて降りればよかったのだけれども、やっぱり地元の人に教えてもらった方が安心だ。
バス停から15分ぐらい歩いて公園の入り口へ。
初心者向けの約2キロのコースを行く。
途中、雨が降ったりしたけれども、通り雨で助かる。
静かで涼しくてサワヤカなところだ。森、いい…。おちつく…。
湖がよく見えるところにいい感じの岩があったので、そこに座って弁当を食べる。
ぼんやり…。サワヤカにぼんやりできていい…。
夏だし、もっと観光客がいるかと思っていたが、殆ど人に会わない。不安になるぐらい会わない。
人が来ない事をいいことに、友人と二人で『ナイスモス!ナイスモス!』とわけのわからない事を叫びながら、ハァハァと鼻息を荒げて苔の写真を撮りまくる。
ゆっくりまわったので、初心者コースで約2時間。
落ち葉や苔であしもとはふかふかしてて気持ちいいし、その辺になってるブルーベリーとかも食い放題だし、非常に楽しかった。
行きと同じ経路でヘルシンキへ戻る。
ヘルシンキに帰ってきて駅を出たら、ベロタクがいたので乗ってみる。
どうやらあちらではfillaritaxiと呼ぶらしい。っていうか、タクシー会社の名前か?
よくわからんけど、二人で乗ってみる。行きたいカフェがあったので、そこまで乗せていってもらう。
自分で漕がなくていい分、そこそこ快適なのだが、スゲエはずかしい。
みんなものすげえ視線をこちらに送ってくる。
坂にさしかかった時には、『タクシー降りて後ろから押しましょうか?』と言いたくてたまらなかった。
でも下りはやっぱり気持ちいいの。さーっと風がきてさ。
途中道に迷いつつも、15分ぐらいで目的地に到着。
たどり着いた先のカフェでコーヒーとシナモンロールを食う。コーヒーはお変わり自由。助かる。
『かもめ食堂』のロケをやったお店だったので、日本人が沢山来る。落ち着いてゆっくりできる店だからなのかもなあ。こういう店が日本にもあるといいのに。
日本のカフェってものすごく小洒落てて、なんだか落ち着かないんだよな。
(8/22 写真追加)