ノキアの国のヘルシンキからエストニアはハンザ同盟の街タリンへ行く日。
タリンの旧市街は世界遺産になっております。
前日にヘルシンキ中央駅の
Helsinki Expertで予約していたフェリー、Super Sea Catでタリンまで。
所要時間は約2時間。
フェリーから降りて、旧市街まで歩いていく。5分ぐらいですごく近い。
入り口からしていきなり古めかしくて興奮。
城壁で囲まれている旧市街全体が世界遺産に指定されているけれども、ここも人が少ない。
観光地なはずなのに…。
街の中に入ってどんどん進んでいくと、古い建物が次々目に入り、興奮しすぎて血圧が急上昇する。
好きな人は相当興奮する街だと思います。
しかも、いい感じの路地も多い。
いい感じの路地を見つけると入っていってしまう習性があるので、たまりませんでした。
教会の塔にある展望台へ上がれるようなので、入場料を払って入ってみる。
狭くて、段差の高くて、長い螺旋階段を手すり代わりのロープにつかまってぐるぐる登っていく。
コレがキツい。
途中、上から下りてきた人に『今、半分ぐらいだよ』と言われた時には、相当ガックリきました。
でも、登りきってみたらいい眺め。
この展望台、教会の屋根に板の回廊をぐるっと巡らして、ちょっとしっかりめの柵をつけたというような、割合素朴なものでして。
同行の友人は高所恐怖症なのですが、ほんとによく頑張ってこの展望台を一周したなあ、と思います。
えらいよ、あんた。
旧市街の中にはいくつもエストニアの伝統工芸品を売る店や、若い作家の作品(陶器やアクセサリー、服等)を売る店があったりして、そういう店を覗きながら楽しく徘徊。
途中、カフェに入り昼食。ギリシャサラダを注文したのですが、結構美味しかったです。
その後も、はしゃぎまくりながら街を徘徊し、興奮しては写真を撮りまくりつつ、ブルジョワジーな人々が住んでいた地区に行ってみる。
こちらの地区は小高い丘の様になっていて、金持ち感が若干漂っていました。それに観光客も多かったです。
そんな地区にあるロシア正教の教会。
内装がすごい教会でした。
他にも、見応えのある建造物が多い街で楽しかったです。
オールドハンザというレストランも面白そうだったけれど、時間が無くて行けず。残念。
半日では見切れない…最低でも1日欲しい…。
(アッサリめの観光なら半日で十分だとは思いますが)
夕方のフェリーに乗ってヘルシンキへ戻る。
タリンは情報が少なくて、一体どんな所なのかわからなかったのですが、行ってみたらかなり楽しい街でした。
(旧市街にしか行ってないけど。市街地は若干治安が悪いみたいです。)
個人的には好きな街です。
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