ヌークシオ国立公園へ行く日。
ヘルシンキ中央駅でエスボーまでのチケットを買う。
ヘルシンキからエスボーまでは30分ぐらい。
電車はみんなこんな感じ。一等車と二等車があって、二等車のチケットを購入。
エスボーからはバス。電車のチケットに明記されている時間内なら、電車の切符でバスにも乗れるのだけれど、タイムアウトで乗れず。バス代取られた。残念。
バスの運転手さんにヌークシオ国立公園へ行く為のバス停で降ろしてもらう。他にも観光客がいたので、その人たちにくっついて降りればよかったのだけれども、やっぱり地元の人に教えてもらった方が安心だ。
バス停から15分ぐらい歩いて公園の入り口へ。
初心者向けの約2キロのコースを行く。
途中、雨が降ったりしたけれども、通り雨で助かる。
静かで涼しくてサワヤカなところだ。森、いい…。おちつく…。
湖がよく見えるところにいい感じの岩があったので、そこに座って弁当を食べる。
ぼんやり…。サワヤカにぼんやりできていい…。
夏だし、もっと観光客がいるかと思っていたが、殆ど人に会わない。不安になるぐらい会わない。
人が来ない事をいいことに、友人と二人で『ナイスモス!ナイスモス!』とわけのわからない事を叫びながら、ハァハァと鼻息を荒げて苔の写真を撮りまくる。
ゆっくりまわったので、初心者コースで約2時間。
落ち葉や苔であしもとはふかふかしてて気持ちいいし、その辺になってるブルーベリーとかも食い放題だし、非常に楽しかった。
行きと同じ経路でヘルシンキへ戻る。
ヘルシンキに帰ってきて駅を出たら、ベロタクがいたので乗ってみる。
どうやらあちらではfillaritaxiと呼ぶらしい。っていうか、タクシー会社の名前か?
よくわからんけど、二人で乗ってみる。行きたいカフェがあったので、そこまで乗せていってもらう。
自分で漕がなくていい分、そこそこ快適なのだが、スゲエはずかしい。
みんなものすげえ視線をこちらに送ってくる。
坂にさしかかった時には、『タクシー降りて後ろから押しましょうか?』と言いたくてたまらなかった。
でも下りはやっぱり気持ちいいの。さーっと風がきてさ。
途中道に迷いつつも、15分ぐらいで目的地に到着。
たどり着いた先のカフェでコーヒーとシナモンロールを食う。コーヒーはお変わり自由。助かる。
『かもめ食堂』のロケをやったお店だったので、日本人が沢山来る。落ち着いてゆっくりできる店だからなのかもなあ。こういう店が日本にもあるといいのに。
日本のカフェってものすごく小洒落てて、なんだか落ち着かないんだよな。
(8/22 写真追加)
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